第V章 呪われた獲物 (Chapter V: UNHOLY CAPTIVES)
この章では、オブラ・ディン号の乗組員たちが危険な「獲物」である人魚を捕獲し、船内に持ち込んだ後の出来事が描かれます。「フォルモサの宝箱」と捕らえられた人魚を巡り、船内はさらなる混乱と暴力に包まれます。この章は4つの記憶(パート)で構成されています 。
この章の記憶にアクセスするには、通常、貨物甲板の船尾倉庫(ラザレット)横の階段裏に隠されたジョン・ネイプルズの腐敗した脚をメメント・モーテムで見つけることから始まります 。
章の概要
メインデッキに引き上げられた人魚が暴れだし、乗組員やフォルモサ人乗客が次々と犠牲になります 。混乱は砲列甲板や最下甲板にも及び、パニックの中でさらなる死者が出ます。船長付給仕フィリップ・ダールは狂気に陥り、仲間であるはずのジョン・ネイプルズにとどめを刺すという衝撃的な行動に出ます 。最終的に、船長ロバート・ウィッテレルは、これ以上の犠牲を出すまいと、船尾倉庫に捕らえられた人魚と「フォルモサの宝箱」を海に捨てるよう命令しますが、その命令に背いたフィリップ・ダールを自ら射殺するという苦渋の決断を下します 。
この章では、人魚という超自然的な存在が船内にもたらす直接的な恐怖と、極限状態に置かれた人間たちの脆さや狂気が生々しく描かれます。