主要区画解説:船尾倉庫 / ラザレット (Lazarette)
船尾倉庫 (ラザレット) の概要
関連甲板: 貨物甲板 (Cargo Deck) および 最下甲板 (Orlop Deck) からアクセス可能
船尾倉庫、通称ラザレットは、オブラ・ディン号の船尾部分に位置する貯蔵スペースです。通常は食料や船具などが保管される場所ですが、この船では物語の後半、特に第V章「呪われた獲物」および第VIII章「取引」において、極めて重要な出来事の舞台となります。人魚が監禁されたり、船の運命を左右する取引が行われたりするなど、多くの秘密と悲劇がこの場所に刻まれています 。
この区画へのアクセスは物語の進行に大きく依存し、初期には固く施錠されています。第V章に関連する記憶を辿る過程で、徐々に立ち入りが可能になります 。
船尾倉庫 (ラザレット) の構造と特徴
- 位置: 船の最後尾、舵柄装置の下あたりに位置します 。
- 構造: 比較的狭く、薄暗い空間です。上層(最下甲板レベル)と下層(貨物甲板レベル)に分かれているか、あるいは貨物甲板からアクセスする区画が主となります 。
- 用途: 通常は予備の帆やロープ、その他の船具、長期保存用の食料などが保管される場所ですが、オブラ・ディン号では特殊な「積み荷」や「囚人」を隠す場所としても利用されました 。
- 雰囲気: 物語の後半では、監禁や死、絶望的な取引といった重苦しい出来事が連続して発生するため、船内でも特に不気味で閉鎖的な雰囲気を持つ区画です。
物語における重要性
船尾倉庫(ラザレット)は、オブラ・ディン号の悲劇の核心に最も近い場所の一つです。「フォルモサの宝箱」と人魚、そして「猿の手」という超常的なアイテムが関わる重要な出来事がここで凝縮して発生します。船の指導者たちの絶望的な決断、裏切り、そして最後の取引がこの閉鎖的な空間で行われ、物語の謎を解き明かす上で避けては通れない区画です。