スケッチ解説:「船上裁判」
スケッチ画像
概要
このスケッチは、第III章「殺人」その2で起こる、フォルモサ人乗客ラウ・ホクセンの処刑場面を描いています。この一枚の絵には、処刑の被害者、実行を命じる者、実行者たち、そしてそれを見守る多くの人物が含まれており、第III章の人間関係を解き明かす上で最も重要な資料となります 。
描かれている主な人物と手がかり
- 処刑される者:
- ラウ・ホクセン (No.26): メインマストに縛り付けられ、処刑の対象となっている中心人物。
- 指揮・実行者:
- クリスチャン・ウォルフ (No.14): 掌砲長。銃殺隊に「撃て!」と命令を下しています。
- 銃殺隊 (Firing Squad): 甲板員のヘンリー・ブレナン (No.56)、パトリック・オハガン (No.58)、ジョン・ネイプルズ (No.50) がマスケット銃を構えています。
- 見物人:
- 乗客たち: スケッチ「フォルモサの王族」に描かれていた乗客たち(アビゲイル、エミリー、ジェーン・バード嬢、ヌンツィオ・パスクア、残りのフォルモサ人)が、船尾楼甲板からこの様子を見下ろしています。
- 船員たち: 甲板長のアルフレッド・クレステル (No.6) をはじめ、多くの船員がこの処刑に立ち会っています。
このスケッチと第III章の記憶を照らし合わせることで、銃殺隊のメンバーや、処刑を指揮した人物、そしてその場にいた乗客たちの身元を特定することが可能です。